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大分自動車道[おおいたじどうしゃどう]
大分自動車道(おおいたじどうしゃどう、OITA EXPRESSWAY)は、佐賀県鳥栖市の鳥栖JCTを起点とし大分県大分市の大分米良ICに至る、総延長134.5kmから成る高速道路(高速自動車国道)である。略称は大分道(おおいたどう、OITA EXPWY)。 == 概要 == 交通の要衝である鳥栖JCTから山越えを行なって瀬戸内海岸の大分へ至る高速道路である。高速自動車国道としての路線名は長崎自動車道と併せて九州横断自動車道長崎大分線である。 日出JCT-大分米良IC間は大分自動車道と東九州自動車道の重複区間である(この区間の現地案内表示は「大分道」として表示)。また、現在東九州自動車道の一部区間として供用されている速見IC-日出JCTは、開通当初は大分自動車道の支線(通称「速見支線」)として開通した区間であり、日本高速道路保有・債務返済機構の「道路資産の保有及び貸付状況」においても「九州横断自動車道長崎大分線」の一部に含めている。この区間は2015年3月1日に東九州自動車道・豊前IC-宇佐IC間が開通した際に「東九州自動車道」に呼称が変更されている〔東九州自動車道(中津IC~日出JCT間、大分宮河内IC~佐伯IC間)、日出バイパスの夜間通行止め及び大分自動車道別府湾SA下り線の夜間閉鎖を実施します 〕。 大分ICから湯布院ICの区間では最大高低差が約500mあり〔鈴木春香(2015年6月26日). “県内の高速道「五里霧中」 霧多発で通行止め全国ワースト上位独占”. 朝日新聞(朝日新聞社)〕、別府湾からの空気が上昇することで冷却されて水蒸気が凝結し〔、霧が発生しやすく〔〔五里霧中 - 西日本高速道路株式会社 大分高速道路事務所〕、冬季には降雪する〔〔冬の大分道は雪用心 - NEXCO西日本〕。そのため、国土交通省のまとめた「要因別高速道路通行止め時間」では、2014年(平成26年)度に当道路の日出JCT―湯布院IC間が年間通行止め時間は約271時間で「災害・悪天候」の部門で最悪となった〔。対策として、「防霧ネット」を1999年(平成11年)から速見IC―日出JCT間や日出JCT―別府IC間など合計約11㎞に設置したものの、設置以降も設置前より通行止め時間が多くなる年もあることから、西日本高速道路はその効果は不明としている〔。その他の対策として、視線誘導灯や路上照明などを設置しているほか〔、NEXCO西日本は大分光吉ICのフルIC化を行い国道210号を迂回路として活用できるようにしている〔大分自動車道 大分光吉ICフルインターチェンジ化の開通について|NEXCO 西日本 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大分自動車道」の詳細全文を読む
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