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大分銀行赤レンガ館 : ウィキペディア日本語版
大分銀行赤レンガ館[おおいたぎんこう あかれんがかん]

大分銀行赤レンガ館(おおいたぎんこう あかレンガかん)は、大分県大分市府内町中央通り沿いにある建築物大正2年(1913年)に旧第二十三国立銀行本店として建てられ、大分銀行本店となった後、現在は大分銀行ローンプラザ支店として使用されている。設計は、東京駅などの設計で知られる辰野片岡建築事務所(辰野金吾片岡安)。国の登録有形文化財に登録されている。
== 概要 ==
英国から輸入した赤レンガに白い御影石の帯を巡らせ、屋根にドームを配した典型的ないわゆる「辰野式」の建築であり、大分市中心部に残る唯一の洋館である。
大正初期から旧第二十三国立銀行本店、旧大分合同銀行本店として使用された。第二次世界大戦末期には空襲で壁のみを残して焼失したものの、戦後修復され、昭和41年(1966年)8月に新本店に移転するまで大分銀行本店として使用され続けた。
本店移転後は、府内会館として貸しホールなどに使われていたが、大分銀行の創立100周年を記念して改築され、平成5年(1993年)1月に赤レンガ館として竣工。再び銀行業務に用いられることになった。現在も現役の銀行支店として使用されているほか、1、2階には市民も利用できるホールが設けられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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