翻訳と辞書 |
大友良英ニュー・ジャズ・クインテット : ウィキペディア日本語版 | 大友良英ニュー・ジャズ・クインテット[おおともよしひでにゅー じゃず くいんてっと] 大友良英ニュー・ジャズ・クインテット(おおともよしひでニュー・ジャズ・クインテット、ONJQ)は日本のジャズグループである。1999年に大友良英をリーダーとして、5人編成のジャズコンボとして結成、ヴォーカルを迎えたアルバムではニュー・ジャズ・アンサンブルを名乗る。2004年2月の菊地成孔脱退以降、メンバーを拡大してオーケストラ名義で活動する。 == 来歴 ==
=== ONJQ時代 === 1999年、劇伴音楽で知られる山下毅雄作品をカバーした『山下毅雄を斬る』の録音をきっかけに、大友の音楽的ルーツの1つであるジャズを追求すべく、大友良英(g)、菊地成孔(ts、ss)津上研太(ts、ss)水谷浩章(b)芳垣安洋(ds、tp)のメンバーで結成される。それまで大友は、ギターを伝統的な奏法に則って演奏することは稀であったが、彼にオーソドックス寄りのスタイルでギターを弾くことを勧めたのは、芳垣と菊地だったという。 初期のライブにおいては大友自身の作品や一般的なジャズスタンダードが演奏されていたが、2000年のアルバム『Flutter』発表時期ごろより、フリージャズ的なアプローチが前面に出る。2002年7月に発表された新宿ピットインでのライブ盤『Live』が高い評価を受け、ライブは連日満員となる。オーネット・コールマンの「Lonely Woman」と似たテーマの「Flutter」、全音階を使ったテーマが耳を弾くエリック・ドルフィーの「Hat & Beard」、テーマの反復を繰り返しながら暴力的に発展していくジム・オルークの「Eureka」などがこの時期のライブを良く表している。 また2003年4月には、クラブミュージックの分野で高名なキャプテン・ファンクこと大江達也と制作した『ONJQ + OE』を発表、音響派的なアプローチも見せる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大友良英ニュー・ジャズ・クインテット」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|