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大名田町(おおなだちょう)は、岐阜県大野郡にあった町である。 現在の高山市の中心を構成している地域である。現在の地名は西之一色町、七日町、江名子町、片野町、名田町、花里町、石浦町などであり、高山市街地のうち、高山駅周辺及び南部に該当する。 大名田の名称の由来は、この地域の郷(大八賀郷、灘郷)を合わせて漢字を変更した合成地名である。現在は地名としての大名田は消滅している〔「名田町」という地区名で残っているほか、2008年に開業したホテル内の天然温泉の名称として大名田の名が使われている。〕。 == 歴史 == * 1588年(天正16年) - 金森長近が高山城を築城。 * 1695年(元禄8年) - 飛騨国が天領となる。 * 江戸時代末期、この地域は飛騨国大野郡灘郷、大八賀郷であった。 * 1871年(明治4年) - 廃藩置県により、飛騨国一円は筑摩県となる。 * 1875年(明治8年)1月31日 - 大野郡灘郷、大八賀郷のうち23ヶ村〔上岡本村、松本村、下岡本村、桐生村、本母村、冬頭村、片野村、石浦村、千島村、花里村、西之一色村、七日町村、江名子村、三福寺村、松之木村、五名村、漆垣内村、大洞村、塩屋村、山口村、大島村、岩井村、滝村〕が合併し、大名田村となる。 * 1892年(明治25年)5月19日 - 大名田村が、大名田村〔片野村、石浦村、千島村、花里村、西之一色村、七日町村、江名子村〕、灘村〔上岡本村、松本村、下岡本村、桐生村、本母村、冬頭村〕、大八賀村〔三福寺村、松之木村、五名村、漆垣内村、大洞村、塩屋村、山口村、大島村、岩井村、滝村〕に分離する。 * 1923年(大正12年)10月10日 - 町制施行。大名田町となる。 * 1936年(昭和11年)11月1日 - 高山町と合併し市制施行。高山市となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大名田町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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