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大和守安定 : ウィキペディア日本語版
大和守安定[やまとのかみ やすさだ]
大和守 安定(やまとのかみ やすさだ)は江戸時代武蔵国刀工新刀上々作にして良業物
生まれは越前国というのは最近では誤伝とされ、紀伊国石堂の出である。現に石堂出身であることを裏付ける資料も確認されている。通称は「宗兵衛」。
彼の刀に石堂の作風は見当たらない物が多く、石堂出身でありながら康継一門と相当密接な関係があったといわれ、初代康継の門人であったと言われている。ただ、小笠原信夫は著書「長曽祢乕徹新考」において、康継一門よりは和泉守兼重と深い関わりがあったとしている(安定の作刀銘より考えて、生年は元和4年(1618年)であり、初代康継が没したのが元和7年(1621年)であるからどの道師弟関係は成立しそうにはない)。
安定の刀は茎に裁断銘が多くあり切れ味がよかった。山野加衛門が江戸幕府始まって以来五つ胴を切ったとされる刀もある。遊撃隊伊庭八郎新撰組沖田総司大石鍬次郎の愛刀としても有名。作風としては、虎徹に似る。
明暦元年に伊達家の招きで仙台に招かれ、徳川家康の命日に仙台東照宮に一振り、伊達政宗の命日に瑞鳳伝に一振り安定とその弟子達の合作である脇差が奉納刀として収められている。
瑞鳳伝の奉納刀は戦後伊達家より改めて瑞巌寺に奉納されている。
また、大和守安定の弟子である安倫はその後仙台で刀工として明治まで続いている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大和守安定」の詳細全文を読む



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