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大坊古墳[だいぼうこふん] 大坊古墳(だいぼうこふん)は、熊本県玉名市玉名に所在する装飾古墳。国の史跡に指定されている。
== 概要 == 菊池川左岸の玉名平野をのぞむ丘陵の先端に位置しており、6世紀前半から中ごろに造られた古墳。 墳丘は変形しているが前方後円墳である。後円部には前室と奥室とからなる複室と呼ばれる構造の横穴式石室を持ち、南側に開口している。 1963年(昭和38年)に内部の清掃と調査が行われ全容が明らかになった。装飾はこの石室の第一、第二羨門の両支柱と奥室の石屋形と呼ばれる大型の石棺状のものに朱と群青を使って施されており、特に石屋形には5段に並べられた多数の連続三角文と、その中に数個の円文を描く。 出土遺物は金製の耳飾りや真珠、玉類などの装身具、大刀や鉄鏃などの鉄器、鉄製の馬具類、土器など数百点にものぼる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大坊古墳」の詳細全文を読む
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