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大型コンピュータ : ウィキペディア日本語版
メインフレーム

メインフレーム()は、企業基幹業務と呼んでいる組織内部の処理と、大量または機密性の高い処理に利用する大型コンピュータを指す。汎用コンピュータ汎用機汎用大型コンピュータ大型汎用コンピュータホストコンピュータ大型汎用計算機 などとも呼ぶことがある。
== 概要 ==
メインフレームの明確な定義は存在せず、複数のコンピュータ・アーキテクチャのコンピュータの総称であり、観点により複数の呼称がある(''詳細は「呼称」を参照'')。
大企業や大組織向けの信頼性・安定性・容量や、シリーズ間の互換性を保持し、ミニコンピュータオフィスコンピュータより大型で、特定用途のスーパーコンピュータ組み込みコンピュータなどと異なり汎用性があり、オープンシステムと異なり各メーカーによる独自設計の比率が高い。
世界初のメインフレームは、世界初の商用コンピュータである1951年UNIVAC Iとされる。また1964年IBM System/360アーキテクチャ命令セットアーキテクチャとチャネル制御言語)を統一して「汎用コンピュータファミリ」との概念が確立され、以後のメインフレームの主流となった。
オペレーティングシステムマルチタスク仮想記憶仮想機械キャッシュメモリ分岐予測ハードディスクフロッピーディスクデータベース管理システムオンラインシステムなどの技術はメインフレームから生まれ、後に他のコンピュータにも採用されていった。
メインフレームは1980年代迄は全盛期であったが、1990年代にはオープンシステムの台頭によるダウンサイジングの波により「レガシー(過去の負の遺産)」「滅びゆく恐竜」とも呼ばれた。しかし長年の設計・運用を含めた信頼性と、一部メインフレームでの各種のオープン標準の取り入れ、2000年代以降のインターネットに代表される新しい集中処理などの潮流もあり、2011年現在でも基幹業務用に使用されている。なお日本は世界有数の「メインフレーム大国」とも呼ばれている。オープンシステムと競争しながらも、オープンシステムとの組み合わせが行われている。
現在もメインフレームを製造・販売しているメーカーは、IBM富士通日立製作所日本電気Bullユニシスである(''詳細は「種類」を参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メインフレーム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mainframe computer 」があります。



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