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大塚貢[おおつか みつぐ] 大塚 貢(おおつか みつぐ、1850年1月18日(嘉永2年12月6日)〔『人事興信録』初版、281頁。〕 - 没年不詳)は、明治期の大蔵・内務官僚。官選茨城県知事(未赴任)。旧姓・池上。 ==経歴== 肥後国熊本で熊本藩士・池上貞雄の三男として生まれ、大塚郁太郎の養子となる〔。 明治5年(1872年)、白川県十五等出仕に任官。以後、福岡県第三課長、山口県収税長、東京府収税長などを歴任〔『新編日本の歴代知事』243頁。〕〔『茨城県政と歴代知事 : 戦前45名の人物像』103-105頁。〕。1896年11月1日、司税官・東京税務管理局長(初代)に就任〔〔『官報』第4005号、明治29年11月2日。〕。その後、名古屋税務管理局長を経て、1898年11月28日、内務省に転じ北海道庁事務官・内務部長に就任〔『官報』第4625号、明治31年11月29日。〕。1905年4月19日、北海道庁官制の改正に伴い、内務部長が第一部長に改称された〔『官報』第6538号、明治38年4月20日。〕。 上司の園田安賢長官と関係を深め、園田と進退を共にして同時に辞表を提出〔。1906年12月20日、茨城県知事に発令されたが〔、辞意が固く再び辞表を提出し、1907年1月11日に依願免本官となり退官した〔〔『官報』第7059号、明治40年1月12日。〕。その後、実業界に転じた〔。
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