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大大将棋(だいだいしょうぎ)は、将棋の一種であり、二人で行うボードゲーム(盤上遊戯)の一種である。 天竺大将棋とは別方向の大将棋の拡張であり、特殊な成りのルールがあること、醉象と太子がないこと、また左右非対称性が強く、駒の種類が多いことが特徴である。ここから駒を整理しつつ拡張されたのが摩訶大大将棋である。 == ルール == === 基本ルール === * 縦横17マスずつに区切られた将棋盤の上で行う。 * 将棋と異なり、自陣・敵陣というものはない。成りのルールは後述。 * 競技者双方が交互に、盤上にある自分の駒を一回ずつ動かす。(本将棋とは違い持ち駒という概念はない。) * 駒は仲人、桂馬、盲虎、酔象を除く大将棋の全ての駒を含む64種類があり、それぞれ動きが決まっている。また、大将棋で2枚ある飛車、角行、竪行、竜王、竜馬、飛竜、猫刄は大大将棋では1枚に減らされており、駒の枚数は96枚(敵味方あわせて192枚)。なお中将棋・大将棋と同じ駒は機能は同じだが、成り方に違いがあるものが多い。 * 自分の駒を動かすとき、動く先に相手の駒があるとき、その駒を取ることができる。 * 獅子・麒麟・鳳凰・猫刄・飛龍・盲猿・変狸・変狐・東夷・南蛮・西戎・北狄・馬麟・近王・狛犬・古鵄・毒蛇・老鼠・踊鹿・行鳥・水牛は成ることができるが、本将棋や中将棋などとは異なり、敵陣に入ったときではなく敵の駒を取ったとき成駒になる。従って盤上のどこでも成る可能性があり、自陣・敵陣の意味はない。成りは強制で、成らないことを選択することはできない。 * 本将棋とは違い、駒を捕獲し自らの持ち駒にできない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大大将棋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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