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大天(だいてん、Skt:Mahaa-deva、音写:摩訶提婆)は、仏滅後100年頃に根本分裂した大衆部の祖といわれる人である。インド・マトゥラー国の出身という。大天については大毘婆沙論99に詳しい。 == 逆罪 == 婆沙論99によると「昔、末土羅国に一商あり、妻を聘(め)し、一男児を生み大天と字す。商主他国に往て久しく還らず、その母その子に染す。後に父の還るを聞て母と共に計を設て父を殺す。是れ第一無間業なり。事の露わるるを恐れて母と共に摩竭陀国(マガダ国)の華氏城(パータリプトラ)に逃る。彼、後に本国に於て供養せる羅漢に遇い、復た事の顕彰なるを恐れて羅漢を殺す。是れ第二無間業なり。その後、母は他人と通じ大天はこれを怒って母を殺す。是れ第三無間業なり」とある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大天」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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