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大山寺縁起(だいせんじえんぎ)は 伯耆国汗入郡大山寺(現・鳥取県西伯郡大山町)の縁起物で、鎌倉時代末期の縁起書と、室町時代前期の縁起絵巻を指す。 また、旧相模国、現在の神奈川県伊勢原市にある真言宗大覚寺派の大山寺についても、続群書類従収録の『大山寺縁起』と、室町時代の後期のころに成立した『大山寺縁起絵巻』が存在する。 == 大山寺(伯耆国) == === 大山寺縁起 === 成立は正中2年(1325年)-元徳元年(1330年)の間で後述する縁起絵巻に先行して成立した。作者は不詳だが、縁起内に大山寺中門院寄りの記述が見られることから中門院の関係者である可能性が高い。写本の筆写時期は幕末と考えられており、原本は洞明院に詞書のみ伝えられている。大山信仰に関する貴重な史料のひとつで上巻21話、下巻22話の全43話の説話が収録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大山寺縁起」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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