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大川上美良布神社[おおかわかみびらふじんじゃ]
大川上美良布神社(おおかわかみびらふじんじゃ)〔『高知県の歴史散歩』では名称を「美良布神社」としており大川上は敬称であるとしている。鳥居の扁額や高知県文化財登録名は「大川上美良布神社」、拝殿の扁額は「正一位美良布神社」、説明板は「正一位大川上美良布神社」となっている。〕は、高知県香美市香北町にある神社。主祭神は大田々祢古命。大物主命、活玉依比賣命、陶津耳命、櫛御方命、飯肩巣見命、美良比賣命、健甕槌命を合祀している。延喜式内小社。社格は県社。社殿には名工による精緻な彫刻が施され、建造当時は「土佐日光」と呼ばれた。 ==概要== 国道195号沿いの道の駅美良布前の信号から北へ約100mの場所にある。神社の名になっている美良布(びらふ)の美良は「みら」とも読まれニラの古語である。当地の地名は韮生野(にろうの)であり韮生は「にらふ」とも読め美良布と同義である。 当社の創建は雄略天皇の時代と言われているが伝承の域を出ない。古記録によれば平安時代前期の承和8年(841年)以前から存在していたとの記述がある。延長5年(927年)に編纂された延喜式神名帳にも土佐国香美郡四座並小の一座として記載されている。 古くは「川上大明神」「大河上宮」とも呼ばれており、韮生郷50ヶ村の総鎮守である。幕末の嘉永5年12月2日(1853年1月11日)、勅宣により神階が最高位の正一位となった。 境内には樹齢1000年とも言われる杉の巨木があり御神木となっている。樹高は約40m。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大川上美良布神社」の詳細全文を読む
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