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大平肺吸虫[おおひらはいきゅうちゅう]
大平肺吸虫(おおひらはいきゅうちゅう、学名:''Paragonimus ohirai'')とは、肺吸虫科 ''Paragonimus'' 属に属する吸虫の1種であり寄生虫。虫卵は左右対称で、一端に小蓋を有し、他端に小突起を有する。第一中間宿主はカワザンショウガイ、第二中間宿主はベンケイガニ、アカテガニなど。終宿主はネズミ、イヌ、タヌキ、イタチ、イノシシ。虫卵は気管、消化管を経て糞便とともに排出あるいは喀痰とともに排出される。虫卵は水中で発育してミラシジウムとなり、ミラシジウムは第一中間宿主であるカワザンショウガイの体表から侵入し、体内でスポロシスト、レジア、セルカリアへと発育する。第一中間宿主の体内から脱出したセルカリアが第二中間宿主であるカニの関節部の体表から侵入することで体内へ移行し、セルカリアからメタセルカリアへと発育する。終宿主がカニ類を摂取することにより終宿主の小腸へ移行し、小腸で脱嚢、腹壁を穿孔して胸腔をへて肺に移動し、ペアを形成して虫嚢を作る。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大平肺吸虫」の詳細全文を読む
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