翻訳と辞書
Words near each other
・ 大府市立東山小学校
・ 大府市立石ヶ瀬小学校
・ 大府市立神田小学校
・ 大府常滑線
・ 大府村
・ 大府東海インターチェンジ
・ 大府東高校
・ 大府東高等学校
・ 大府町
・ 大府西インターチェンジ
大府記
・ 大府郵便局
・ 大府飛行場
・ 大府養護学校
・ 大府駅
・ 大府高校
・ 大府高等学校
・ 大度
・ 大度テレビ中継局
・ 大座礼山


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大府記 : ウィキペディア日本語版
為房卿記[ためふさきょうき]
為房卿記(ためふさきょうき)は、後三条・白河・堀河・鳥羽天皇に蔵人・蔵人頭として仕え、大蔵卿・参議として活躍した藤原為房の日記で、「大記」「大御記」「大府記」とも呼ばれる。
延久2年(1070年)から永久2年(1114年)までの記録があるが、治暦年間(1065年-1068年)頃から記していたとも言われるが、京都大学文学部所蔵の自筆1巻を残し、ほとんどが散逸する。ただ、鎌倉期の古写本が京都大学や陽明文庫・宮内庁書陵部などに残る。院政政治についての内容が現存しているが、一年分を完備した年はなく断続的である。また、永保元年(1081年)秋の熊野詣の記事は特に「為房卿熊野参詣日記」として取り上げられることがある。 当時の政治や社会状況を知る上では重要な歴史資料。刊本としては、部分的ではあるが、『大日本史料』第3編や『歴代残闕日記』第7冊、『翻刻為房卿記』(『史聚』第10号)に掲載。
==参考文献==

*田島公「為房卿記」(日本歴史古記録総覧上巻、新人物往来社、1989年)
*河野房雄「白河・鳥羽両院政下の内蔵頭」(『平安末期政治史研究』、東京堂出版、1979年)
*所 功「筆者為房の略伝」(『史聚』10号、1979年)
*木本好信「藤原為房-その生涯と日記『大府記』-」(『平安朝官人と記録の研究』、おうふう、2000年)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「為房卿記」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.