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大怪獣バラン[だいかいじゅうばらん]
『大怪獣バラン』(だいかいじゅうバラン)は、1958年公開の東宝が制作した怪獣映画。モノクロ、東宝パンスコープ作品〔米国のシネマスコープとほぼ同じワイドスクリーン版だが、専用のアナモルフィック・レンズを使用した方式ではなく、35ミリ・スタンダード版で撮影されたフィルム面の上下をブラックでマスキングしてシネマスコープ版に近い縦横比とした安価な方式。したがって撮影時に収録されているはずの映像情報がプリント面の上下で潰されることになり、そのためいくつかのカットでは、人物の顔アップやミニチュアセットなどの上下が見切れてしまったような画になっている。また、巻頭の“東宝マーク”も「東宝パンスコープ」用のものが用いられている。〕、82分。 == 概要 == 原作は怪奇小説家として知られる黒沼健。後にゴジラシリーズの脚本に多く携わる関沢新一が最初に手がけた怪獣映画である。 当初、アメリカからの注文で全4部のテレビドラマとして制作が始まり、フィルムもスタンダードサイズだったが、途中から劇場公開が決まり、東宝特撮初のシネマスコープ版映画(東宝パンスコープ)となった。好評であればシリーズ化も予定されていた。準備稿でのタイトルは『東洋の怪物 大怪獣バラン』となっており、この副題は公開時のキャッチコピーや怪獣バランの二つ名としても用いられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大怪獣バラン」の詳細全文を読む
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