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大新薬品 : ウィキペディア日本語版
大新薬品[だいしんやくひん]
大新薬品株式会社(だいしんやくひん)は、愛媛県新居浜市新田町1-6-46に本社を置く医薬品一般用医薬品医療機器卸売を中心とする日本の企業であった。現在はスズケングループの一社アスティスである。医薬品の卸売手。
== 概要 ==

*中国の上海より引き揚げ、郷里の愛媛県新居浜市で藤田二郎が「大新薬品」を昭和23年設立した。
*最初はアスピリン1万本を入手しそれを売り切ることから始まった。その時の「執念を持ってやれば素人でも商売はできる」「経営は人を信ずることから始まる」の精神は存続会社に今も行き続けている。
*昭和36年の国民皆保険制度により医薬品は医療用医薬品を中心として急激な成長を遂げ、昭和39年7月には愛媛県の東予地区での販売にとどまらず県内すべてに販売網を広げた。
*昭和42年6月には主として南予地区を拠点としていた「新進薬品株式会社」の営業圏を譲り受け、県内全域に販売網を拡大する。
*昭和42年12月本社を愛媛県新居浜市新田町に新築移転し、各出先への商品輸送の効率化を図った。また、業務の多角化を図る為、昭和46年4月医療機器を扱う医療開発部門を設立。
*医薬品産業は日本経済の2度にわたる石油危機でも2桁成長を続けた。しかし、1980年代に入ると、高福祉政策が財政難により行き詰まったことから、暗雲がたれ込めた。相次ぐ薬価引き下げなどによる競争の激化や、本四連絡橋の完成後の流通の変動を見越して、昭和60年6月に徳島の同業者と対等合併に踏み切った(エイワ参考)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大新薬品」の詳細全文を読む



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