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大日本地名辞書[だいにほんちめいじしょ] 『大日本地名辞書』(だいにほんちめいじしょ〔続編巻末に"Dai Nihon Chi=Mei Zhi=Sho, Dictionary of Geographical Names of Japan."とある。〕)は明治時代後期に出版された地名辞典。日本初の全国的地誌として、在野の歴史家吉田東伍個人によって13年をかけて編纂された。 戦後により大部の類書角川書店『角川日本地名大辞典』、平凡社『日本歴史地名大系』が出た後も、冨山房により文語体、旧仮名遣のまま版を重ねている。 == 概要 == 序言に「本書は地誌にして、其名辞の索引に便利なる体裁を取りたり、即、地名辞書といふ。」とある通り、地名についての語源や変遷だけでなく、地形や歴史などあらゆる風土的事象を扱う。寺社や河川、橋、旧跡等についても項目が立てられる。 従来の地誌と同様膨大な古典籍を引用しながらも、厳しく史料批判を加え、しばしば独自の新説を加える。 項目の末尾にはしばしばその土地を詠んだ和歌や漢詩が付される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大日本地名辞書」の詳細全文を読む
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