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大日本帝国領朝鮮 : ウィキペディア日本語版
朝鮮[ちょうせん]

朝鮮(ちょうせん、チョソン、조선)は、朝鮮半島および済州島巨文島鬱陵島など周囲の島嶼海域を併せた地域を表す呼称。ユーラシア大陸の東端に位置し、北西に中華人民共和国、北東にロシア、南東に対馬海峡西水道(朝鮮海峡)を隔てて日本と隣接する。
この地の全域を、大韓民国(韓国)も朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も共に自国の領土に定めており、両国の領土は完全に一致重複している。しかし現実は朝鮮戦争以降、軍事境界線38度線)を境に北半部は北朝鮮が、南半部は韓国が実効支配している。

== 「朝鮮」の由来 ==
この地名はすでに紀元前4世紀頃から有った事が確認され、『史記』や『管子』に「朝鮮」という地名に関する記述がある。その由来について、史記の注釈書『史記集解』の朝鮮列傳に呼応した部位〔Wikisource 中国語版 「史記三家註/卷115」冒頭 〕にはの説で「朝鮮には湿水洌水汕水が有り、3つのは洌水として合わさる。恐らくここから楽浪朝鮮の名前を取ったと思う。」とあり、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の官選地理書『東国輿地勝覧』によると中国人が朝光鮮麗の地と呼んだためといわれ、さらに、東方(=朝)の鮮卑に由来すると言う説もあり、結論が出ていない。
13世紀に成立した朝鮮の史書『三国遺事』には、伝説的な人物である檀君が国を建てる際に「朝鮮」と号したという話があるが、三韓時代百済新羅高句麗、日本の史書、中国の史書にはこのような記載はなく、後漢時代にはこの伝説は生まれていなかったと見られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Korea 」があります。



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