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大曲輪貝塚[おおぐるわかいづか] 大曲輪貝塚(おおぐるわかいづか)は、愛知県名古屋市瑞穂区にある貝塚。貝塚以外の遺跡も見つかっていることから、大曲輪遺跡(おおぐるわいせき)とも呼ばれる。 == 概要 ==
昭和14年(1939年)、瑞穂陸上競技場の建設の際に発見され、昭和16年(1941年)に国の史跡に指定された。昭和55年(1980年)、競技場の改築の為に旧スタンドを取り壊した際に、その下に遺跡が良好な状態で残存している事が確認され、約2200平方メートルの発掘調査〔『名古屋の史跡と文化財(新訂版)』P.101〕が行なわれたところ、周辺を含めて縄文時代前期から古墳時代〜中世の複合遺跡と判明した。山崎川の対岸で見つかった下内田貝塚も同じ集落に含まれると考えられている。 貝塚は縄文時代前期のものが4ヶ所で、その中から石斧や石鏃などの石器類、土器や土製の耳環などの他にほぼ完全な屈葬人骨と複数の人骨片が出土。また縄文晩期の甕棺墓群や竪穴住居跡(少なくとも1軒は縄文前期と確認された)なども検出された〔。出土品は名古屋市博物館に収蔵されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大曲輪貝塚」の詳細全文を読む
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