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大木 康(おおき やすし、1959年1月4日〔『現代日本人名録』2002年〕 - )は、中国文学・文化学者、東京大学東洋文化研究所教授。 1981年東京大学文学部中国文学専攻卒、1983年同大学院人文科学研究科修士課程修了、1984-1985年上海復旦大学に留学。1986年東京大学博士課程単位取得退学、東文研助手、1988年広島大学文学部講師、1989年助教授、1991年東大文学部助教授、1998年「馮夢龍「山歌」の研究」で東大文学博士、2001年東大東洋文化研究所助教授併任、2002年東文研専任助教授、2003年教授。 2012-2014年所長。 明末江南地方における通俗文芸、出版文化、科挙制度と知識人、妓女などを研究。2000年東方学会賞受賞。 == 著書 == *『明末のはぐれ知識人-馮夢龍と蘇州文化』(講談社選書メチエ 1995年) *『不平の中国文学史』(筑摩書房 1996年) *『中国明清時代の文学』(放送大学教育振興会 2001年) *『中国近世小説への招待 才子と佳人と豪傑と』(日本放送出版協会〈NHKライブラリー〉2001年) *『中国遊里空間 明清秦淮妓女の世界』(青土社 2002年) (中国語訳:台北 聯経出版 2007年) *『馮夢龍『山歌』の研究 中国明代の通俗歌謡』(勁草書房 2003年) *『明末江南の出版文化』研文出版 2004年 (韓国語訳:ソウル ソミョン出版 2007年)(中国語訳:上海 上海古籍出版社 2014年) *『原文で楽しむ明清文人の小品世界』(集広舎 2006年)(中国語訳:上海 復旦大学出版社 2015年) *『明清文学の人びと 職業別文学誌』(創文社 2008年) *『「史記」と「漢書」-中国文化のバロメーター』(岩波書店〈書物誕生〉2008年) *『中国明末のメディア革命-庶民が本を読む』(刀水書房〈世界史の鏡〉2009年) *『冒襄と『影梅庵憶語』の研究』(汲古書院 2010年)(中国語訳:台北 里仁書局 2013年) *『中国人はつらいよ-その悲惨と悦楽』(PHP新書、2015年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大木康」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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