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天久米命(あまつくめのみこと)は、日本神話に登場する神である。久米氏の祖神と記される。 『古事記』では天孫降臨の場面に登場する。『日本書紀』では同場面、第四の一書に登場する。大伴氏の祖神とされる天忍日命(アメノオシヒ)と共に武装して瓊瓊杵尊(ニニギ)の先導をした。 『古事記』では、天久米命と天忍日命は対等の立場で書かれているが、『日本書紀』では、天久米命は天忍日命に率いられたことになっている。また、『日本書紀』の神武東征の場面では、天久米命の子孫の久米部は、天忍日命の子孫である道臣命(ミチノオミ)の部下となっている。 天久米命を祀る神社は少なく、大和での久米氏の居住地であった現在の奈良県橿原市久米町にある久米御縣神社に祀られている。 == 関連項目 == * 久米歌 * 日本の神の一覧 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天久米命」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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