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大梵天王問仏決疑経 : ウィキペディア日本語版
拈華微笑[ねんげみしょう]
拈華微笑(ねんげみしょう)とは、禅宗において禅の法脈を釈尊から受け継いだとされる伝説のこと。
== 概略 ==
インドの霊鷲山(グリドラクータ)上で釈尊が黙って華を拈(ひね)ったところ、大衆はその意味を理解することができなかったが、迦葉尊者だけがその意味を理解して破顔微笑したため、迦葉に禅の法門を伝えたという。
聯燈会要釈迦牟尼仏章には「世尊在霊山会上。拈華示衆。衆皆黙然。唯迦葉破顔微笑。世尊云。吾有正法眼蔵、涅槃妙心、実相無相、微妙法門、不立文字、教外別伝。付属摩訶迦葉」とある。また大梵天王問仏決疑経にも「正法眼蔵・涅槃妙心、微妙(みみょう)法門あり、文字を立てず教外に別伝して迦葉に付属す」とある。
この伝説は、経論律の三蔵には説かれておらず、禅宗興隆当時に他宗の教判やその実証に対抗するために案出されたものとされ、唐の徳宗の末頃に金陵の沙門である慧炬が寶林傳を撰して、この伝説を記述し、その宗を誇大にしたことから始まるといわれる。宋代以降に人天眼目無門関五燈会元廣燈録、聯燈会要などにこの伝説が記載されるようになり、宋の王安石はこの事は大梵天王問仏決疑経に出典されると述べている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「拈華微笑」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flower Sermon 」があります。



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