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大極殿[だいごくでん]
大極殿(だいごくでん)は、古代の日本における朝廷の正殿。 ==概要== 宮城(大内裏)の朝堂院の北端中央にあり、殿内には高御座が据えられ、即位の大礼や国家的儀式が行われた。中国の道教では天皇大帝の居所をいう。「大極殿」の名は、万物の根源、天空の中心を意味する「太極」に由来する。ゆえに中国においては太極殿といい都城内の建物に起源をもち,三国時代の魏の明帝青竜3年(235)、「北魏洛陽城」において太極殿が初めてであるとされるため、大極殿を(だいぎょくでん)とも読む。すなわち、帝王が世界を支配する中心こそ「大極殿」の意である〔渡辺 (2001) p.33-36〕。 日本最初の大極殿が置かれた宮殿については、飛鳥浄御原宮説(福山敏男・小澤毅・渡辺晃宏ら)〔飛鳥浄御原宮説の提唱は、福山敏男 (1984) 、小澤毅 (1997) 、渡辺晃宏 (2002) などに収載。〕と藤原宮説(狩野久・鬼頭清明ら)〔藤原宮説の提唱は、狩野久 (1990) 、鬼頭清明 (2000) などに収載。〕に分かれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大極殿」の詳細全文を読む
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