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大気圧蒸気暖房(たいきあつじょうきだんぼう)は、低圧蒸気を使用する蒸気暖房である。 ==概要== 蒸気は空気より軽いため、放熱器内で両者が同時に存在するときは上部を蒸気、下部を空気が占有する。 このことを利用したものである。 温水暖房と同様に温度調節が容易で、空気弁を必要とせず、放熱器と管系内の空気は重力によって自ずから大気中に排出される。 使用蒸気圧は 0.01ないし0.07kg/平方センチメートル であるから、空気との重量差がますます大きくなる。 放熱器には温水用放熱器を用い、上部から蒸気を供給すれば放熱器内の空気は下部に押しやられ、さらに環水器内に押しやられるから、環水主管を排気管に連結してその末端を大気中に開放しておけば、放熱器と管系内の空気は蒸気によって押しやられ、大気中に放出される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大気圧蒸気暖房」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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