|
『大江戸妖怪かわら版』(おおえどようかいかわらばん)は香月日輪作の児童文学シリーズ。理論社より刊行。装画・挿絵は、橋賢亀が担当している。2011年、講談社より文庫版シリーズが刊行されている。 現代世界から妖怪や魔人の住む異世界「大江戸」に落ちてきた少年、雀の日常とその成長を描くシリーズ小説。大江戸の文化・風俗・行事などは江戸時代を主としている。また、児童文学であるので一冊あたりのページ数はそれほど多くない。 『月刊少年シリウス』2013年12月号より高橋愛の作画で漫画版が連載中。 == 登場人物 == === 人間 === 大江戸ではさほど珍しいと思われることは無いらしい。 ;雀 :主人公。現代世界から異世界「大江戸」に落ちてきた少年。大江戸でたった一人の人間。年齢は14-16歳。 :大江戸に来る前は荒んだ生活をしていたが、妖怪や魔人の温かさに触れ、異世界で人生をやり直す事を誓う。 :まだ少年ではあるが「大首かわら版」で働き、長屋暮らし。新しい風を吹き込んだ記事は毎度すぐに売切れてしまうほど人気がある。 ;お小枝 :''人間世界の江戸時代から落ちてきた''少女。 :皿を欠いて母親に怒られるのを恐れ、押入れに逃げ込んでいたところ大江戸に落ちてきた。 :家は躾に厳しく、遊ばせてもらえなかった。大奥に奉公させるためだと思われる。 :頭がよく、大江戸の奇奇怪怪な住人を見ても驚くことがなく、「大江戸」の世界を満喫していたが、菊月太夫に助けられたことによって、魔都大江戸から人間界の江戸に帰ることとなった。 ;修繕屋 :第5巻『雀、大浪花に行く』より登場。 :雀が元いた世界(雀の時代より約10年先の東京)に住むもう一人の鬼火で、術師。関西弁で話す。 :次元を行き来することができ、次元の間で異世界「大江戸」の鬼火と邂逅したという。 :元々関西出身だったせいか大浪花が気に入ったらしく、大浪花の長屋にも自分の部屋を構えている。 :『下町不思議町物語』の修繕屋と同一人物。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大江戸妖怪かわら版」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|