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『大江戸捜査網』(おおえどそうさもう)は、東京12チャンネル→テレビ東京などで放送されたテレビ時代劇番組シリーズ。全6シリーズ・713話。初期は『大江戸捜査網 アンタッチャブル』とサブタイトルが付けられていた。 1970年から1984年まで、土曜夜に日産グループの一社提供による「日産劇場」として放送〔番組販売による遅れネットで放送した地方局では、日産自動車と競合する自動車メーカー(トヨタ自動車系の地元ディーラー・マツダ・三菱自動車など)がスポンサーだった例もある。〕。杉良太郎 → 里見浩太朗 → 松方弘樹と、後に時代劇の大看板となった俳優が主役を務めた。終了後は引き続き、並樹史朗主演で『新・大江戸捜査網』として放送されたが、日産のスポンサー降板による打ち切りで一旦幕を閉じた。1990年から1年半の間に、橋爪淳主演で年度下半期の半年間ずつ、金曜夜に計2シリーズ放送された。 2015年新春ワイド時代劇として、高橋克典(十文字小弥太役)、村上弘明(井坂十蔵役)らの出演で『大江戸捜査網2015〜隠密同心、悪を斬る!』が放送された。前作からは23年ぶり。 本記事では、『新・大江戸捜査網』も含め、1970年から1992年に放送されたTVシリーズ、それに関係した映画版について説明する。 == 概要 == 秘密捜査員「隠密同心」たちが、変装、潜入、囮など様々な手段を駆使しながら探索、事件の裏にはびこる江戸の悪を斬り捨てていく痛快時代劇。隠密同心とは松平定信が極秘に作った組織で、彼の命を受けた幕臣が隠密支配となって統括している。メンバーは、普段は町人として生活しており、江戸町内の地蔵の鉢巻きの合図を元に集結して、指令を受ける。メンバーは皆、隠密支配から承った証の懐剣を所持しており、ここぞというときに、悪人に見せつける場合もある(第3シリーズ 第62話)。 テレビシリーズ本編で定信が直接隠密同心を統率したのは、平成版の第1シリーズだけである。それ以前、松平定信が登場した時は、日活製作編では堀雄二、三船プロ編では黒川弥太郎、ヴァンフィル編では永井秀明がそれぞれが定信役を、劇場版では三船敏郎が演じている。 隠密同心の活動拠点(アジト)は、日活制作編では「桜湯」の2階、第3シリーズでは浅草の小料理店「桔梗屋」の地下である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大江戸捜査網」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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