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大湖汽船 : ウィキペディア日本語版
太湖汽船[たいこきせん]
太湖汽船(たいこきせん)は、かつて滋賀県琵琶湖で航路を運営していた海運会社である。歴史上、2つの会社が存在している。
* 1882年(明治15年)5月1日に、藤田組と江州丸会社・三汀社が合同して設立した会社。本項で記述。
* 1886年(明治19年)12月23日に、紺屋関汽船と山田汽船が合同して設立した湖南汽船1929年(昭和4年)4月11日、社名を太湖汽船に変更した。→琵琶湖汽船
== 概要 ==
1882年(明治15年)、琵琶湖上で長距離航路を運営する多数の会社が合同し設立された。その後いくつかの会社を吸収し、琵琶湖最大の船舶会社となった。
同年に金ヶ崎駅(現在の敦賀港駅)から長浜駅までの鉄道が開通したのを受け、日本初の鉄道連絡船大津駅(現在の浜大津駅)までの区間に就航した。この航路は翌年の1883年(明治16年)に長浜駅からの鉄道が東海道本線に接続されてから1889年(明治22年)に湖東線(関ヶ原駅 - 米原駅 - 馬場駅(現在の膳所駅))が開業するまでの間、東海道の交通も担っていた。
しかし、東海道本線の全通をはじめとする陸運の発達などの影響で斜陽となったため1927年(昭和2年)、大津電車軌道(現在の京阪石山坂本線)などと合併したが、1929年(昭和4年)に京阪電気鉄道(京阪)へ合併されることとなった。船舶部門は京阪から湖南汽船へ現物出資されるとともに、同社は太湖汽船(2代目、現在の琵琶湖汽船)に改名した。
''※詳細は、#歴史の節を参照。''

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「太湖汽船」の詳細全文を読む



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