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大炊御門信嗣[おおいのみかど のぶつぐ]
大炊御門 信嗣(おおいのみかど のぶつぐ)は鎌倉時代中期の公卿。大炊御門、または嵯峨と号する。従一位太政大臣。父は内大臣大炊御門冬忠。 == 出自 == 『公卿補任』正元元年(1259年)に大炊御門信嗣が従三位に叙せられた時の記事、および『尊卑分脈』大炊御門信嗣の項では筑前守藤原長宗の女が信嗣の母とあるが、『尊卑分脈』中院通成の項では通成の女が大炊御門太相母とある。藤原長宗の女を中院通成の養女にした可能性もある。中院通成は緒家に女を嫁がせており、西園寺実兼に嫁した従一位顕子は西園寺公衡、西園寺鏱子、今出川公顕を産んでいる。また三条実重に嫁した女は三条公茂を産んでいる。大炊御門家としても中院通成と縁戚となることに利点を見出したとすると、藤原長宗の女を中院通成の養女にした可能性は十分にあると考えられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大炊御門信嗣」の詳細全文を読む
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