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大理石[だいりせき] 大理石(だいりせき)とは、石材としての石灰岩の一般的な呼び名である。古代より建築や彫刻に使われている。 「大理石」という名称は、かつての大理国(現在の中華人民共和国雲南省大理ペー族自治州大理市を中心とする地域)でこれが産出されたことに由来する。英語ではマーブル () 。「マーブル模様」は大理石の模様や色ムラに由来する。 == 結晶質石灰岩 ==
岩石学上の「大理石」は、結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん、)と呼ばれる。石灰岩がマグマの熱を受けて接触変成作用で再結晶したもので、変成岩の一種である。主な構成鉱物は方解石で、個々の結晶が肉眼で見える大きさになっていることも多い。化石や層状構造など、元の石灰岩ができた時の内部構造はほとんど残っていないのが普通である。ちなみに、カルシウムは40%含まれている。 スカルンと呼ばれる金属鉱床をともなうことがあるほか、稀に化石を内包することもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大理石」の詳細全文を読む
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