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大田黒久美 : ウィキペディア日本語版
大田黒久美[おおたぐろ くみ]

大田黒 久美(おおたぐろ くみ、1948年8月2日 - )は、日本女優。デビュー当初は、大田黒 美波神奈川県藤沢市出身。
== 人物・略歴 ==
北鎌倉女子学園高等学校卒業。
1969年、内藤洋子主演の映画『華麗なる闘い』の縫い子役募集のオーディションを受け、最終選考まで残る。オーディションの優勝者は、山田はるみだったが、最終選考に残った7人でファニー・セブン(桐生かほる皆川妙子坂本千桃、萩元克子、徳峰真理、中沢直子らがいた)として同映画に出演することになり本名の大田黒美波名義でデビューする。〔『東宝映画』1969年9月号(東宝映画友の会・本部発行) 30頁「ニュー・スター紹介」

1969年、東宝へ入社。翌1970年、東宝テレビ部に移籍し、テレビドラマを中心に活躍する。
1971年、東京12チャンネルの『ワン・ツウ・アタック!』で主役に抜擢され、芸名を本名の美波から久美に改める。1972年から始まった青春学園ドラマ『飛び出せ!青春』では石橋正次演じる高木勇作のガールフレンド・生田みどり役として出演。青木英美演じる森下真樹と共に人気を得る。
24歳で結婚し、長男の出産に際して、芸能活動を一時休止。その後復帰して活動していたが、次男の出産を期に芸能界を引退した。
2005年1月に『飛び出せ!青春』で共演していた剛たつひとに引っ張り出され、舞台『晴れたらいいね 第二章』(内幸町ホール)に女社長役で出演した〔『日刊ゲンダイ』2005年1月11日「あの人は今こうしている 大田黒久美」〕。
なお、姓の大田黒は「大」であり、たまにクレジットで「太」の太田黒久美と表記されることがあったが、これは誤りである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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