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大石代悟 : ウィキペディア日本語版
大石代悟[おおいし だいご]
大石 代悟(おおいし だいご、1950年7月15日 - )は、日本空手家(八段)である。山梨県出身。その蹴り技妖刀村正と呼ばれ、大山倍達は大石を「足技の天才」と評した〔高木薫 『わが師大山倍達』 徳間書店、1990年、145頁。〕。
9段
== 来歴 ==
大山倍達の著書「世界ケンカ旅」を読み、影響を受けて高校卒業後の1969年3月16日極真会館に入門し、内弟子となる。山崎照朝大山泰彦の指導を受け、修行に励む〔『月刊フルコンタクトKARATE』 福昌堂、12月号、2006年、60 - 61頁。〕。
1971年の第3回オープントーナメント全日本空手道選手権大会にCブロックから出場。勝ち上がり、Cブロック代表をかけて吉岡幸男と対戦。同大会の特筆さるべき好試合となり、大石が柔軟な四股を駆使し、回し蹴り後ろ回し蹴りと連続して6回繰り出す回転技「風車」で攻めると、吉岡は軽快なフットワークで下がりながらかわす。大石の連続攻撃が途切れた間隙をついて、吉岡がコンビネーション〔複数の技を組み合わせ、連続で繰り出し攻撃する事。〕で反撃〔。大石も軽快なフットワークで捌き、試合は延長・再延長までもつれた〔。大石は体重判定で吉岡に勝ち〔〔、大石はA・B・Cの各ブロックの進出者3名による決勝リーグ戦に進出。佐藤勝昭・大山泰彦に敗れ、3位入賞を果たした。
1974年の第6回全日本空手道選手権大会では、1回戦から4試合連続一本勝ちをし、6位に入賞。1975年の第1回オープントーナメント全世界空手道選手権大会には日本代表として出場、4位入賞を果たした。
1976年、大山倍達より命を受け極真会館山梨県支部長に就任し、1977年には静岡県支部長も兼任する。1998年に70人組手を完遂した。
2003年1月23日日本文化振興会より社会文化功労賞を受賞。全日本極真連合会に属し、極真会館大石道場の主席師範として指導を行う。
2012年11月、全日本極真連合会を退会し、長谷川一幸最高師範と国際空手道連盟 極真会館 世界総極真を立ち上げ、副代表となる。
2014年11月、九段に昇段。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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