翻訳と辞書 |
大腿管[だいたいかん]
大腿管(だいたいかん、Femoral canal)は鼠径靱帯を前縁として大腿にある管状の構造物で疎性結合組織で満たされ、大腿ヘルニアの発生部位である。 == 概要 == 前縁を鼠径靱帯、外側縁を大腿静脈、内側縁を裂孔靭帯で囲まれる卵形の穴を大腿輪といい〔解剖実習の手びき 南山堂発行 ISBN 978-4-525-10311-8〕、この大腿輪が大腿静脈にそって下り伏在裂孔に至る管を大腿管という〔。大伏在静脈は大腿静脈から大腿管に入り、伏在裂孔から浅層にでる〔人体解剖学 藤田恒太郎著 南江堂発行 ISBN 978-4-524-22246-9〕。大腿管は疎性結合組織とリンパで満たされており、大腿輪の部分は腹膜一枚で腹腔と接しているため、大腿ヘルニアが発生する部分となる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大腿管」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|