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大西洋岸森林南東部の保護区群は、ブラジルの世界遺産の一つである。大西洋岸森林のうち、パラナ州からサン・パウロ州にかけての一帯に含まれる25の保護区群が対象になっている。一部の保護区は、大西洋岸森林生物圏保護区(Mata Atlantica Biosphere Reserve)にも含まれている。 核心地域だけでおよそ47万ha にもなる広大な熱帯雨林地区だが、本来の原生林の8% でしかない。人類の開発の歴史によってその多くが失われてしまったことから、残されている熱帯雨林の豊かな動物相・植物相を守ることを目的として、世界遺産に登録された。マメ科、トウダイグサ科、クスノキ科、フトモモ科などの森林が残っている。 == 登録対象 == 以下の登録対象は、UNEPのサイトに基づいている〔 http://www.unep-wcmc.org/sites/wh/se_atlan.html 〕。 === 生態系保護拠点 === 生態系保護拠点(Estaçao Ecologica)には、連邦、サン・パウロ州、パラナ州それぞれのものがある。IUCNカテゴリーはいずれもIa (Ecological Station)である。 * ガレケ=サバ(Estaçao Ecologica Guareque-Çaba) * シトゥエ(Estaçao Ecológica Xituê) * シャウアシュ(Estaçao Ecologica Chauás) * ジュレイア=イタティンシュ(Estaçao Ecologica Juréia-Itatins) * メウ島(Estaçao Ecologica Ilha do Mel) * グワラグワス(Estaçao Ecologica Guaraguaçu) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大西洋岸森林南東部の保護区群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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