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大観覧車 (ウィーン)[だいかんらんしゃ]
大観覧車(だいかんらんしゃ、)は、オーストリアのウィーンのレオポルトシュタット区のプラーター公園にある観覧車。映画第三の男に登場したことで知られる。 == 概要 == イギリスの退役軍人ウォルター・B.バセット (Walter Basset Basset, 1864 - 1907) により1897年に建設された。バセットはヨーロッパに4基の観覧車を建設したが、この観覧車はそのうち現存する唯一のもので、年次的にはイギリスのロンドン、ブラックプールに次ぐ3番目である。形状はかつてブラックプールに存在したものとほとんど同じである。 バセットは翌年フランス・パリに当時世界最大の観覧車「グランド・ルー・ド・パリ」を建設するが、グランド・ルー・ド・パリが撤去されてからは、このプラーター公園の大観覧車が現役世界最大となった。第二次世界大戦の戦火に焼かれ、戦後には撤去の声も上がったが、30あった客車を15に減らして輪への負担を少なくすることで耐え抜き、1981年に神戸ポートピアランドに設置されたジャイアントホイール(現存せず)に抜かれるまで、半世紀以上現役世界最大の座を保持し続けた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大観覧車 (ウィーン)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wiener Riesenrad 」があります。
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