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大豆イソフラボン : ウィキペディア日本語版
イソフラボン

イソフラボン (isoflavone) はフラボノイドの一種。狭義では分子式 C15H10O2、分子量 222.24 の有機化合物のひとつ、3-フェニルクロモン (3-phenylchromone) を指し、広義には後述のイソフラボン類に属する誘導体をイソフラボンと称する。狭義のイソフラボンは生物では検出されない。生物ではフラバノンの異性化反応によって 5,7,3'-トリヒドロキシフラボンが作られ、多くは配糖体として蓄えられる。
== イソフラボン類 ==
イソフラボン類ポリフェノールの分類のひとつで、イソフラボンを基本骨格とするフラボノイドである。ダイズクズなどのマメ科 (〔マメ科の学名はとも。マメ科を参照。〕) の植物に多く含まれている。
ゲニステインダイゼインなどのイソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)様の作用を有する。これはエストロゲン受容体に結合してアゴニストとして働くためで、このような活性を持った植物由来の化合物は植物エストロゲン(または植物性エストロゲン)と呼ばれる。しかし最新の研究の総合すると、イソフラボンのエストロゲン様作用については否定的な研究結果が多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イソフラボン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Isoflavones 」があります。



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