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大貫 康雄(おおぬき やすお、1948年 - )は、日本のジャーナリスト。元NHKヨーロッパ総局長。自由報道協会代表理事。 == 経歴・人物 == 栃木県日光市生まれ。1972年、東京外国語大学ドイツ語科卒業。 同年NHKに入局、取材記者。福島放送局、横浜放送局を経て、1980年より報道局社会部で国際関係を担当、金大中事件、日韓関係、強制連行問題、台湾の旧日本兵問題といった、日本の戦争責任やアジアの戦後処理、人権、難民問題などについての報道に携わった〔株式会社エヌ・エヌ・エー インタビュー 大貫康雄氏:NHK欧州総局長 〕。1988年ロサンゼルス支局長に任命され、日米貿易摩擦、防衛、環境、湾岸戦争などを取材した。のち、報道局国際部デスク、広報室国際広報副部長等を歴任。1999年ヨーロッパ総局長に就任、イラク戦争、北大西洋条約機構(NATO)拡大、欧州連合(EU)統合拡大などを取材した。同年ドイツ連邦共和国功労文化章小綬章を受賞。2004年、スペシャル番組エグゼクティヴ・プロデューサー。その後放送文化研究所勤務を経て、2008年にNHKを退職した〔システムブレーン 大貫康雄プロフィール 〕。 2012年、公益社団法人自由報道協会理事。2013年5月18日、同会代表理事に選任された〔自由報道協会 新代表理事の選出のご報告 2013年5月18日〕。 就任早々失言問題などで物議を醸したNHK会長籾井勝人の言行に関連して、「ときの政権の思想が、公共放送の人事を左右するなど、民主主義国家ではあり得ないことです。」と主張する一方、「NHKに米政府が怒っているというのも異常事態です。米国はこれまでNHKをプロパガンダのためにうまく利用してきましたから、キャロライン・ケネディ米駐日大使が『クローズアップ現代』の出演を拒否していたことは前代未聞です。いまNHKは、それほど危機的な状況にあるということです」と主張し、国営放送たるNHKが外国政府のプロパガンダとして利用されていたことを認め、肯定し、そうでないことは「異常」であり「危機的な状況」であると述べた。〔NHK 受信料引き落とし停止の問い合わせ相次ぎ局内パニック NEWS ポストセブン 3月6日〕 趣味はクラシック音楽、オペラ、美術鑑賞〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大貫康雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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