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大阪タクシー汚職事件[おおさかたくしーおしょくじけん] 大阪タクシー汚職事件(おおさかタクシーおしょくじけん)とは1967年に発覚した汚職事件。 1965年に政府が提案した液化天然ガスへの新規課税に関する法案審議において、業界団体である大阪タクシー協会長や協会理事が衆院運輸委員らに献金を行い、法案修正を働きかけていた疑惑が浮かんだ。 政府原案から税率を大幅に引き下げるよう修正したのは大蔵委員会だが、疑惑の対象は運輸委員の寿原正一と関谷勝利であった。そのため法案修正の権限に関する職務権限の問題が浮上したが、他の国会議員に法案修正を働きかける行為も国会議員の職務権限とする解釈で乗り越え、1967年12月に寿原と関谷は受託収賄罪で大阪地方検察庁特別捜査部(大阪地検特捜部)に逮捕された。寿原は一審中に死去、関谷は一・二審で有罪判決を受け上告中に死去。1988年に協会理事の有罪が確定した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪タクシー汚職事件」の詳細全文を読む
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