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大阪マラソン[おおさかまらそん]
大阪マラソン(おおさかマラソン、)は、2011年10月30日に、大阪府大阪市で第1回大会が開催された、大規模な市民参加型マラソン大会である。定員はフルマラソンが30,000人、チャレンジラン(8.8km)が2,000人で、制限時間は7時間(チャレンジラン:1時間50分)。フルマラソンのほか、車いすマラソンも実施される。これは国内では東京マラソンに次ぐ規模で、世界六大マラソンにも匹敵する大規模な大会である〔読売新聞2011.2.15大阪版朝刊 20頁~22頁〕。 == 概要 ==
大阪府内では複数のマラソン大会が開催されており、その中でも『大阪国際女子マラソン』と『泉州国際市民マラソン』の2つが有名であるが、いずれも市民ランナーにとって参加しにくい大会であった〔前者は過去1年以内に日本陸上競技連盟の公認大会で、一定の記録(フルマラソン3時間15分以内など)を収めた女子選手(もしくは陸連が招待した選手)に限り、出場が許可される。後者は、市民参加型ではあるが、制限時間が短い(4時間30分以内)。〕。その一方で、2007年から開催された『東京マラソン』が、国内最大の市民マラソン大会として人気を集めているため、当時の橋下徹大阪府知事は「市民ランナーが気楽に参加できる大会を開きたい」として、東京マラソンをモデルとした市民参加型の大規模なマラソン大会の開催を提唱した〔橋下知事“力こぶ”「大阪マラソン」へ準備委 スポーツニッポン(2009年8月5日)〕。2009年8月には大阪マラソン開催準備委員会が設立され、2011年10月から12月にかけての第1回大会の開催を目指すこととなった。共催新聞社は、公募の結果2010年2月に読売新聞大阪本社に決定した〔大阪マラソン、読売新聞大阪本社が共催…来年10?12月 3万人規模目指す 読売新聞(2010年2月12日)〕。その後2010年9月10日に発表があり、第1回の開催は2011年10月30日と決定した。大阪マラソン組織委員会も設立される運びとなった。テーマは「チャリティー」。大阪城、難波、御堂筋、中之島、通天閣といった「なにわの名所」を凝縮した魅力的なコースで海外ランナーも惹きつける。ランナーはチャリティー参加とグループ枠参加がある。特にグループ枠参加は都市型大規模市民マラソンでは初の試みである。 大阪マラソン組織委はワールドマラソンメジャーズの一つである『シカゴマラソン』との提携準備を進めていた。シカゴは大阪市の姉妹都市であり、大阪マラソンに外国人ランナーを多く招待したいという考えがある〔。2015年現在では両大会は正式な提携関係にあり、シカゴマラソン関係者が大阪の組織委員会会長らへ表敬訪問に訪れるなど、各種の交流が始められている。 テレビ中継は、MBSテレビと読売テレビが午前と午後に分担し関西ローカルで放送される〔西暦奇数年は午前にMBSテレビ、午後に読売テレビで、偶数年は午前に読売テレビ、午後にMBSテレビで放送される。〕〔2015年は毎日放送制作部分のみ、11月1日にBS-TBSで録画放送された。〕。また、大会の特別協賛社であるケイ・オプティコムが運営するeo光テレビのコミュニティチャンネルにおいて7時間半の生中継が行われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪マラソン」の詳細全文を読む
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