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大阪市営トロリーバス[おおさかしえいとろりーばす]
大阪市営トロリーバス(おおさかしえいトロリーバス)は、かつて大阪市交通局が運営していた無軌条電車線(トロリーバス)。 == 概要 == 終戦直後、ガソリンの不足からバスも満足に走らせられない状況であったため、路面電車よりローコストで建設できるトロリーバス路線を開設することになったものである。戦前の1933年(昭和8年)にも導入を検討した事があったが、このときは実現しなかった。 しかし1950年(昭和25年)に導入が決まったものの、阪急バスなど並行する民営路線バスとの運賃協議などに時間を要し、初の路線の開業は1953年(昭和28年)となった。以後、大阪市電がカバーしていない地域を中心に1962年(昭和37年)まで路線を延長した。市電路線(東西線の長堀通と霞町玉造線)を代替した区間(1961年11月より)もある。 だがモータリゼーションの発達で自動車が増え市内交通が麻痺し、市電とともにトロリーバスがその元凶とされたため、全通後早くも撤去が考えられるようになった。1965年(昭和40年)に一部路線の廃止が行われ、大阪万博さなかの1970年(昭和45年)6月14日限りで市電より若干遅いながらも全廃された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪市営トロリーバス」の詳細全文を読む
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