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大阪府道2号大阪中央環状線(おおさかふどう2ごう おおさかちゅうおうかんじょうせん)は、大阪府堺市堺区を起点とし、大阪府池田市を終点とする主要地方道。1970年(昭和45年)開催の日本万国博覧会に合わせて整備された。 一般的な通称は中環(ちゅうかん)であり、大阪内環状線(うちかん)、大阪外環状線(そとかん)とともに大阪府の環状軸を形成している。また、堺市街地では、「フェニックス通り」とも呼ばれている。 == 概要 == 1984年(昭和59年)4月1日に府道番号標識が設置されてからは2号線とも呼ばれるが、同じ大阪府内に国道2号があるため紛らわしい。(神奈川県や福井県、滋賀県などでは同一府県内において国道番号と府県道番号が重複することを避けている)。堺市内と松原市内の一部の区間を除きほぼ全線高速道路(近畿自動車道・中国自動車道・阪和自動車道)に沿った路線で高速道路を挟んで上下独立した一方通行路の構造をとる。 「上り側道3車線上り本線3車線・高速道路(近畿道)上下6車線・下り本線3車線下り側道3車線」 となる区間(東大阪市)も存在し、最大幅員122mの文字通り大阪府の大動脈といえる道路であり、一般国道も含めて都道府県道の中でも日本一幅の広い道路で知られる。一部区間ではこれに加え、大阪モノレール線が並走する。 豊中市島熊山から中国吹田ICまでの間(千里ニュータウン区間)に信号機はなく、立体交差でランプもある。 東大阪市内には中環東大阪休憩所がある。 摂津市 - 守口市間の淀川を渡る橋である鳥飼大橋(南側=下流側、茨木方面行き)は日本で初めての有料橋で1954年(昭和29年)に完成(現在は無料)。元は日本道路公団が管理していた。完成してから半世紀が過ぎ、それ故、老朽化や車線数が2車線と少ないために渋滞の発生が顕著であるといった問題が発生していた。そこで大阪府は2003年(平成15年)から新橋梁への架け替え工事を始め、2010年(平成22年)2月28日に3車線の橋が完成した。 終点は大阪府池田市の新開橋交差点であるが、実際は交差点で国道171号とは接続しておらず、交差点の南側をかすめるように通っている。兵庫県方面へは一つ西の信号で合流している。大阪方面行きは兵庫県伊丹市下河原の伊丹下河原交差点の少し東で国道171号から分岐している。なお、終点では国道171号京都方面へは行くことができない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪府道2号大阪中央環状線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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