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大阪難波駅(おおさかなんばえき) は、大阪府大阪市中央区難波四丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)・阪神電気鉄道(阪神)の駅である。駅番号は近鉄がA01、阪神がHS 41。 近鉄と阪神の共同使用駅であり、近鉄の管轄駅。近鉄駅長が配置されている。 == 概要 == 近鉄は難波線の起点であり、奈良線列車の大阪側のターミナルとなっている。 奈良線方面には特急から普通まで各種別の列車が発着するが、大阪線方面に直通する列車は特急のみであり、その他の種別の大阪線方面列車は、編成の向き〔故障時の救援や突発的な運用変更に備えるために、難波線に入線する編成は奈良線系統の通勤車と編成の向きやマスターコントローラーの仕様を揃える必要がある。阪神車や特急車も奈良線系統の通勤車に準じた編成の向きとなっている。〕やマスコンの仕様〔特急車と一部を除く奈良・京都線系統の通勤車は進め保ち式、大阪・名古屋線の通勤車は指令式となっている。〕が異なり、総括制御が出来ないことから、2つ隣の大阪上本町駅地上ホームからの発着のため、当駅には入線しない。特急以外で当駅から大阪線方面へ行くためには、必ず大阪上本町駅 - 布施駅間のいずれかの駅での乗り換えが必要である〔大阪線の始発駅である大阪上本町駅または同一ホームで乗り換え可能な鶴橋駅で乗り換えを行うのが一般的である。〕。 1994年から2003年までは日中の阪伊特急も大阪上本町駅地上ホームからの発着のみだったが、2003年3月6日のダイヤ改正より、阪伊特急賢島行き列車の始発駅が、一部当駅へ変更され、2004年のダイヤではさらに増発された。日中では、毎時00分発の名古屋行き甲特急、05分発の賢島行き、30分発の名古屋行き乙特急が発着している。夕方以降は奈良行き特急や土休日の名阪甲特急が増え、伊勢志摩方面へも賢島行き特急の代わりに鳥羽・松阪・名張行きの特急が発車することにより、1時間当たり5 - 6本の発車となる。 2009年3月20日には西九条駅から当駅まで阪神西大阪線が延伸開業されるとともに、路線名を阪神なんば線に改称し、同線と直通運転を開始した。そのため、2006年6月から一部ホームでのエスカレーター設置あるいは更新工事が行われた。阪神なんば線の開業後も当駅は近鉄の管轄駅となっている。 大阪難波駅と駅名改称する前も、近鉄特急においては当駅行きの列車に関しては当駅が大阪側のターミナル駅であることを強調するため、「大阪 難波行き」と案内することがあった。これは同じく特急の始発・終着駅である大阪上本町駅でも同様(「大阪 上本町行き」とする)であった。 上記のような慣例的な呼び名が広く定着していることや、阪神電鉄との共同使用駅となることから、直通運転開始に合わせて駅名を近鉄難波駅から大阪難波駅と改称された〔同時に上本町駅も「大阪上本町駅」に改称された。近鉄難波駅・上本町駅の改称に関するニュースリリース 〕。なお、ホームに電車が到着した時などに自動放送される駅名は「大阪難波、難波です」となっている。 阪神線内では梅田駅をターミナルと位置づけ「大阪 梅田」と案内している事情との兼ね合いから、単に「難波」(「大阪」を省く)と案内することが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪難波駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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