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大陸性気候(たいりくせいきこう、continental climate)とは大陸と大陸に近い島にみられる気候である。 == 概要 == 大陸性気候は、一年の大半が大陸性気団(日本付近ではシベリア気団・揚子江気団)の影響を受ける地域に存在する。 大陸性気候の主な特徴として、 * 年中大陸性気団の影響を受ける地域は降水量が少なく夏と冬の気温差(年較差)、昼と夜の気温差(日較差)が大きいこと * 北・南極大陸性気団の影響を受ける地域は年中気温が非常に低く、寒帯大陸性気団の影響を受ける地域は冬季の気温が非常に低く、毎年寒候期にはまとまった期間雪が地面を覆い続け根雪となること などが挙げられる。 ただし大陸性気候の地域でも大陸東岸部及び大陸東岸部に近い島、特に北アメリカ大陸の東部では年中一定した降水量がある地域もある。また例えばイラン・トルコ・中央アジアの一部地域では逆に雪の季節である冬に一年の降水量のピークが訪れ、春には雪解け水が洪水になることもある。 大陸性気候である大陸と大陸に近い島の海岸・沿岸では大陸性気候に併せて「海洋性気候」が見られ、大陸性気候である大陸と大陸に近い島の内陸では大陸性気候に併せて「内陸性気候」が見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大陸性気候」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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