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大須二子山古墳[おおすふたごやまこふん]
大須二子山古墳(おおすふたごやまこふん)は、かつて愛知県名古屋市中区にあった前方後円墳。 == 概要 == 6世紀前半に築造されたと考えられている大型の前方後円墳で、「大須古墳群」の内の1つ。かつては願証寺名古屋分院〔願証寺名古屋分院 -(西本願寺)名古屋御坊。現在の本願寺名古屋別院。願証寺も参照のこと。〕の後園であり、後円部には尾張徳川家三代藩主徳川綱誠の側室・梅昌院の御霊屋(墓所)やその侍女21人の墓などが在ったが、御霊屋は第二次世界大戦の空襲で焼失した。 古墳は戦後の伏見通の拡張や大須球場建設などに伴い昭和22年頃までに全て破壊されて正式な発掘は行われていないが、銅鏡や馬具、甲冑などの副葬品が出土した事から、尾張地域を支配した首長の墓と考えられている。なお、出土品は名古屋市博物館や南山大学人類学博物館に収蔵されている。 跡地には現在、名古屋スポーツセンターが建つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大須二子山古墳」の詳細全文を読む
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