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大鷹型航空母艦[たいようがたこうくうぼかん]
大鷹型航空母艦(たいようがたこうくうぼかん)は、大日本帝国海軍の航空母艦のひとつで、3隻が建造された。 == 概要 == 元は日本郵船が欧州航路用客船として三菱重工業長崎造船所で建造した新田丸級貨客船。1940年(昭和15年)秋より建造中の春日丸が改造を開始、その後に八幡丸、新田丸が改造され、それぞれ大鷹、雲鷹、冲鷹となった。 改造は遊歩甲板以上を撤去して格納庫甲板とし、その上5メートルの位置に飛行甲板を設けた。主機は客船時のままとしたため速力は21ノットにとどまった。 艦型が空母としては小型であること、速力も低いことから太平洋戦争中は航空機の運搬を主とし、内地とトラックの間を往復した。 冲鷹は1943年(昭和18年)12月3日に米潜水艦の雷撃で沈没、残った大鷹と雲鷹の2艦も船団護衛任務に転じたが、両艦とも1944年(昭和19年)に米潜水艦の雷撃で沈没した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大鷹型航空母艦」の詳細全文を読む
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