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天下人[てんかびと]
天下人(てんかびと/てんかにん)とは、天下の政権を掌握した人のことをいう。主に戦国時代から江戸時代初期にかけて、琉球(沖縄県)と蝦夷地(北海道)の大半を除く日本全土を自らの支配下に置き、日本全土を統一した者を指す。
== 起源 == もともと「天下」とは、世界の全体を指す抽象概念であり、古代中国の思想概念だったものが、日本でも古代から用いられるようになった。「天下」という言葉は、蘇我馬子が草創した法興寺の塔の露盤銘で、推古天皇4年 (596年) に使用されていることが確認されている。また、天皇という名称の前身にあたるものとして治天下大王(あめのしたしろしめすおおきみ)などが存在する。 「天下人」という言葉がいつ頃出来上がって、誰が使い始めたかは定かではないが、江戸時代初期の元和7年 (1621年) より書かれた『川角太閤記』が初めてといわれており、この頃にはすでに普及・定着しつつあったことがわかる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天下人」の詳細全文を読む
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