翻訳と辞書
Words near each other
・ 天下三分の計
・ 天下三分の計 (プロレス興行)
・ 天下三名槍
・ 天下三茄子
・ 天下丸
・ 天下五剣
・ 天下五絶
・ 天下人
・ 天下人 (ゲーム)
・ 天下分け目
天下十刹
・ 天下取り
・ 天下取り隊
・ 天下台山
・ 天下周知
・ 天下国家
・ 天下堂々
・ 天下多事
・ 天下大将軍
・ 天下太平


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

天下十刹 : ウィキペディア日本語版
十刹[じっせつ]
十刹(じっせつ、じっさつ)とは、五山制度に基づく寺格の一つである。五山の下・諸山の上。日本では臨済宗の寺格をいう。
== 概要 ==
元来は南宋寧宗インドの5精舎10塔所の故事に倣って「五山」とともに「十刹」を定めて保護を与えたのが由来と言われている。
日本では、建武の新政の段階で既に南禅寺浄妙寺(両寺は後に五山に昇格)・万寿寺が「十刹」に指定されていたことが明らかとされており、「十刹」成立を鎌倉時代末期とするのが通説とされている。
室町幕府によって「天下十刹」が定められたものの、その時々に応じて入る寺院や順位などが変動した。そこで至徳3年7月10日1386年)に五山制度の改革にあわせて十刹制度の改革を行って、「京都十刹」と「関東十刹(鎌倉十刹)」に分けられて京都関東鎌倉以外の寺院も含む)がそれぞれ10ヶ寺ずつ定められた。だが、地方の寺院は「天下十刹」に入っていたものでも結果的にその資格を取り上げられたためにこれに強く反発し、後に枠外として「十刹」に追加される寺院も現れた。そのため、明応元年(1490年)には46、更に後には60ヶ寺まで増加することになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「十刹」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.