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江戸幕府の地図事業[えどばくふのちずじぎょう] 江戸幕府の地図事業(えどばくふのちずじぎょう)は、江戸時代に江戸幕府によって進められた国土基本図の編纂事業のこと。大きく分けて日本地図である日本図(にほんず)と諸藩に作らせた国絵図(くにえず)に分けられる。 == 概要 ==
=== 天正郡絵図 === 全国規模での検地を実施した豊臣秀吉は、天正19年(1591年)に全国の大名らに検地の結果を記載した御前帳と郡絵図の提出を命じ、増田長盛にその任を当たらせた。天正の郡絵図は現存しないが、上杉家に伝わる「越後国瀬波郡絵図 」と「越後国頸城郡絵図 」は天正郡絵図の写本と考えられる。郡絵図には郡内の村毎に家数を検地高が記載されている。なお豊臣政権が作成した郡絵図が、最終的に国絵図にまとめられたかどうかは定かではなく、また御前帳・郡絵図収納の大事業は貫徹されなかったとみられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江戸幕府の地図事業」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kuniezu 」があります。
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