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天台南山無動寺建立和尚伝 : ウィキペディア日本語版 | 天台南山無動寺建立和尚伝[てんだいなんざんむどうじこんりゅうおしょうでん]
天台南山無動寺建立和尚伝(てんだいなんざんむどうじこんりゅうおしょうでん)は、平安時代前期の天台宗の僧相応の伝記。通称『相応和尚伝』。書名は相応が比叡山に無動寺を創建したことによる。著者不詳。成立年代は延喜18年(918年)から延長元年(923年)までの間と推定されている。 ==概説== 本書は相応の伝記史料のなかで最も詳細であるうえ、相応の没後間もない時期に成立したとみられることから、相応の伝記の根本史料とされている。ただし、そのまま史実とすることのできない霊験譚、怪異譚に満ちており、どの程度事実を反映しているのか判断し難い面もある。なお、本書が載せる霊験譚のうち、染殿皇后(藤原明子)に憑いた天狗(真済の後生とされる)を調伏する話が最も有名で、他の相応伝だけでなく、『古事談』や『宝物集』といった説話集にも採用され広く流布している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天台南山無動寺建立和尚伝」の詳細全文を読む
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