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天台院[てんだいいん]
天台院(てんだいいん)とは、大阪府八尾市西山本町(旧:河内国若江郡八尾中野村)にある天台宗の仏教寺院。山号は紫雲山。 ==歴史・概要== 天台宗総本山である比叡山延暦寺の末寺。室町時代初期、朝廷が南朝・北朝に分裂していた頃の創建とされている。開基は文観上人と伝えられており、確証はないが河内長野市の天野山金剛寺に伝わる「釈摩訶行論」の奥書きに、上人は ''壮年四天王寺に遊び、また河内国に錫をとどめていた'' と記され、このとき ''河内に小庵を結んだ'' とあり、その小庵が天台院であるとされている。 昭和26年(1951年)、今東光が本山から住職として派遣された。今東光が派遣された頃の寺は木造の古びたボロ堂宇で、檀家が三十数件の貧乏寺であった。和尚は24年間ほど住職として滞在した。その間作家・政治家として活躍し、寺も世間の注目を集めていた。 現在はコンクリート製の立派な堂宇となり、境内には八尾文化協会による「東光碑」が建てられた。 境内に無畏智道上人の碑(文化4卯年7月8日)があり、さらに碑の前方に井戸があり、「智道の水」として知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天台院」の詳細全文を読む
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