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『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(めいたんていコナン てんごくへのカウントダウン)は、2001年4月21日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第5作目にあたる劇場版アニメである。上映時間は100分。興行収入は29億円〔。 劇場版『名探偵コナン』5周年記念作品。キャッチコピーは「脱出不可能!危険な罠の時間を止めろ!!」。 == 概要 == * 主人公・江戸川コナンの宿敵・黒の組織が映画シリーズに初登場した。そのため、組織の脱退者である灰原哀がコナンと共に本編で活躍している。また、本作は従来と違い全編に渡って少年探偵団のメンバーにスポットが当てられており、彼らが本格的に事件に絡んで活躍したのは本作が初である。 * TVシリーズのキャラクターからは、黒の組織のメンバー・ジンとウォッカ、灰原哀(宮野志保)の姉・宮野明美(回想とレコーダー)、鑑識官のトメさんが初登場している。 * ツインタワーに設置されているアトラクションで、自分の未来の顔を予測して映し出す機械が登場している。この機械によってレギュラーキャラクターの未来の姿を見ることができる。未来のキャラクターの姿が描かれるというアイディアは、10年後の未来の世界が舞台となったOVA『名探偵コナン 10年後の異邦人』でも活用されている。 * 本作の主題歌「always」はTVシリーズのEDとしても採用された。TV・映画シリーズで主題歌になったのは、倉木麻衣の「always」と、B'z の「Don't Wanna Lie」だけである。 * 本作以降、2000年5月10日に死去した塩沢兼人に代わり、井上和彦が白鳥任三郎を演じている〔テレビアニメにおいては「本庁の刑事恋物語3(前編)」から。〕。井上和彦は、前作『瞳の中の暗殺者』で白鳥警部の主治医・風戸京介を演じていた。 * 本作から劇場版独自のストーリー路線がほぼ定着され、パラレルワールド的な設定になっている。一例として、原作やテレビシリーズでは組織に何もかも処分されているはずの宮野明美のマンションが、生前のまま残されている点などがある。だが、映画の設定が原作やTVシリーズに受け継がれることもある。 * 本作からオープニングに英語版映画タイトルも登場した。本編の他、パンフレットにも同様の英語タイトルが掲載されている。 * クライマックスで加速度運動など観客には分かりにくい数式が登場している。この数式の検算は青山の親族が行って確認をしてもらっていた。 * 地上波でのテレビスペシャルとして、2002年4月1日・2006年10月2日・2012年12月14日の計3回放送されている。このうち、2006年10月2日放送分は劇場版リクエスト企画で第1位(総得票数15892票)になったことを受けてのものである。また、キッズステーションでは2010年3月から同年4月にかけてデジタルリマスターHD版が本作以外のデジタルリマスター版と併せて放送された。このデジタルリマスターHD版は、地上波での2012年12月14日放送分にも用いられている。 * 本編のDVDは2001年12月21日に発売された。また、本作以降の劇場版DVDの発売は第10作『探偵たちの鎮魂歌』まで12月に固定されていた。 * 近年のシリーズ同様、本作も小説版が小学館ジュニア文庫から2015年2月25日に発売されている。 * 2016年に開催された歴代映画19作品の人気投票で、今作は4位を獲得した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Case Closed: Countdown to Heaven 」があります。 スポンサード リンク
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